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老化の原因”AGE(終末糖化産物)”とは?その原因などを解説

公開日:21.01.13 最終更新日:22.06.17
老化の原因”AGE(終末糖化産物)”とは?その原因などを解説

◆”AGE”と”糖化”とは◆

”AGE”と”糖化”とは

糖化とは、タンパク質と糖が結びついて細胞を劣化させる現象で、老化の原因の一つとされています。 そして「タンパク質+糖質+熱=糖化」この条件が揃うと起こりますので、 タンパク質で出来ている体に糖を摂取すると、体温の熱で糖化が進んでいきます。 糖化されたタンパク質は糖の濃度が下がれば、正常に戻りますが、長時間過剰に存在すると元には戻れません。 この糖化が進行したタンパク質をAGE(Advanced Glycation End Products/終末糖化産物)と呼ばれます。 このAGEの恐いところは強い毒性を持ち、老化を進める原因物質とされタンパク質の機能を低下させる働きにあります。 パンケーキや食パンなど加熱すると褐色になるのもAGE化によるものです。

酸化とは

鉄が酸化して錆びるように体も酸化します。体内に取り込まれた酵素の一部は、強い酸化力をもつ「活性酸素」になります。 活性酸素は少量なら免疫機能などを持ちますが、増えすぎると逆に細胞を傷つけ酸化させます。 食生活や生活習慣により発生させた活性酸素により、細胞や体内の脂質までも酸化させ過酸化脂質を作り、動脈硬化やがん、老化を引き起こします。
これに対抗する力が抗酸化。ビタミンEやポリフェノールに抗酸化作用があるというのは、耳にした方も多いのではないでしょうか。 その中でもアーモンドにはビタミンEが豊富に含まれており、アンチエイジングの分野でも人気の食材の一つです。

◆AGEはなぜ悪い?◆

AGEはなぜ悪い?

AGEが増えるとどんな影響があるのでしょうか。一部をご紹介いたしますので、参考にしてみてください。

AGEはどうやって増えるの?

体内のたんぱく質そのものが糖化する方法と、食事でとったAGEが蓄積する方法の2つがあります。 そして、AGEは「血糖値×持続時間」で増えていきますので、高血糖の状態が続くとタンパク質と結びつきやすくなりAGEは増えていきます。 また食品に含まれるAGEの約7%は消化の過程で体内にたまるので、AGE量が多い食品を好んで食べている方はAGE化が進みやすいと言えます。

AGEが居座るとどうなる?

AGE化すると周りのたんぱく質もAGE化させ長時間居座り蓄積していきます。 すると、歯周病・腎臓病・アルツハイマー病・がん・動脈硬化・心筋梗塞・脳梗塞などの様々な病気のリスクが高くなることもあります。 また皮膚のハリがない、シワ・シミが気になる、髪のコシやツヤがない、という人もAGE化のサインかも。

◆AGEが出来やすい人っている?◆

AGEが出来やすい人っている?

AGEが出来やすい・出来にくいはあるのでしょうか。出来やすい方の特徴をあげてみました。

高血圧の人

高血圧の人は注意が必要と言われています。 AGEが既に増えているから高血圧になっている可能性があり、特に高血圧と高血糖を併発している人は、高血糖だけの人よりも糖化が早く進むことがわかっています。 また高血糖状態が続く糖尿病の人もAGEが出来易いと言えます。

炒め物や揚げ物が好きな人

炒めものや揚げ物はAGEを多く含んでおりますので、普段からそのような食事が多い方はAGE化が進みやすいです。

◆AGEを減少させることはできる?◆

AGEを減少させることはできる?

AGEについて解説いたしましたが、ではAGEを減らす・摂らない方法があるのでしょうか。一部をご紹介したいと思います。

AGEが多い食品・調理法を控える

肉や魚、チーズなどタンパク質の多い食材は、焼く・揚げるなどの高温調理で食品中のAGE量が増えやすいです。 AGEが増える順番は、揚げる→焼く→電子レンジ加熱→ゆでる・蒸す→生となりますので、調理法を変えてみるのも良いでしょう。

抗AGE成分を摂る

抗AGE成分とは、ビタミンB1、B6、カテキンなどがあげられます。 ビタミンB1は糖質の代謝を促す働きが、ビタミンB6とカテキンにはAGEの吸収を阻害する働きがあります。 これらの栄養素を積極的に摂ることでAGEを体内で作られないようにします。

高血糖状態を避ける

前述したとおり高血糖状態も糖化が進みやすいため、血糖値を上げない工夫も大切です。 例えば食物繊維は質の体内への吸収が緩やかなため、血糖値の急激な上昇を防げます。 よく言われる野菜を先に食べるというのは、この理由です。

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食後の運動

適度な運動も有効で、 食後1時間後が最も血糖値が上がりますので、その前に20〜30分ほど動かすのが良いでしょう。 毎食後、少し汗ばむ程度のウォーキングをすると、全身の筋肉を使うので血中の糖を消費できます。

紫外線・ストレス・睡眠不足

ダメージを受けたタンパク質は糖化しやすいため、紫外線もAGE化を加速させます。 また、ストレスにより、抗酸化酵素の働きを弱めたり、血圧上昇で肝臓に蓄えられた糖を体中にばら撒き血糖値をあげたりすることでAGE化が進みます。 睡眠不足もAGE化が進む原因の一つで、糖尿病を招くとも言われていますので、食生活だけではなく生活習慣も重要なのです。

◆具体的な食事方法◆

具体的な食事方法

AGE化の原因をいくつかご紹介いたしましたが、では普段の食事を具体的にどのように摂れば良いのでしょうか。例を挙げてみます。

揚げ物や炒めものには酢やレモン

酢やレモンに含まれるクエン酸には、食品中のAGEを減らす働きがあります。 糖の代謝をスムーズにする働きもあるので、揚げ物や炒めものを食べたいときは、酢やレモンを足すのがおすすめ。

炭水化物にはオリーブオイル

ご飯やパンなどの炭水化物の場合、それだけの食事よりも脂質と一緒に食べたほうが食後血糖値が上がりにくいと言われています。 パスタはオリーブオイルで炒めるなど、脂質と一緒に食べるのがおすすめ。

AGEを体内で溜めにくくする食べ物

オクラや納豆などのネバネバ食材やきのこ・海藻類、ベリー系果物、野菜などはAGEを溜めにくくします。 ただしジュースは要注意。逆にAGEを増やす要因ともなります。

◆おすすめ商品◆

ロハスで販売している商品の中でも、血糖値を上がりにくくする甘味料やその他おすすめの商品をご紹介しますので、チェックしてみてください。


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◆まとめ◆

この記事では、「AGE」について解説いたしました。 老化は見た目だけではなく、健康にとってもよくありません。 少しでも健康的な毎日を過ごすためにも、日々の食生活や生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか。

監修者プロフィール

ローフードシェフ土門大幸
監修者:土門 大幸

1968年生まれ。
JFAA公認フードアナリスト、調理師米国LLCAI公認ローフードシェフ&インストラクター。
外資系大手食品会社を経て、 2007年、札幌に北海道初となるローフード専門店「ローフードカフェLOHAS」をオープンする。
ローフードシェフの学校である米国Living Light Culinary Arts Instituteで学び、 同校公認のローフードシェフ&インストラクター資格を取得。
全国各地で講演活動や料理教室を行い、ローフードの普及に努めている。

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